ゼロから学ぶ空手の極意

空手をこれから始めたい人や初心者、今空手を習っているがなかなか組手大会で勝てない、オリンピック選手を目指している、形だけでも完璧にしたいなど、空手の組手や形が、ライバルにバレズに自宅でみるみる上達する練習方法をご紹介します。

空手の形って何の意味があるの?

こんにちは

めぐ@ 丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です

空手の形は、どちらかというとあまり空手のイメージとして馴染みがないため、全く空手を知らない人からは形をみると

 

「空手の形って意味があるんですか?」

「踊りに見えるんですが・・・」

 

などと言ったことを言われることがありますが決して意味のないものでもないし、踊っているわけでもありません。

 

空手と言えば一般的には、「相手と戦うんでしょ?」と対戦相手と打ち合う「組み手」の方をイメージしている方が多いです。

 

しかし、空手の「形」にも、ちゃんとした意味があるのです。

 

「形」は相手との対戦ではなく、正しくは、自分自身との戦いになります。

 

「形」は非常に難しいのですが、空想の相手を目の前に想定しながら、目に見えない相手と戦っている姿が現われています。

 

そこにはぶつかり合う激しさはありませんが、自分自身と戦っているのです。

 

だから、迫力や顔つきが変わるのです。

 

では、ここから先はより詳しく「形」がどういうものなのかを詳しく見ていきましょう。

 

「形」とは

空手の形というのは、各種の技を決まった順番で演武する1人練習形式のこをいいます。

 

なので「形」を覚える必要があります。

 

形の演武の時間は形によって違いますが、数十秒で終わってしまう場合もあれば数分続く形もあります。

 

対戦相手に技を出してポイントを競うのではなく、その形をより正確に表現することで競い合います。

でも、「より正確に表現して競い合うって無理じゃあない?」って思いますよね?

 

しかし、そんなことはありません。

 

なぜなら、「形」を競技として行う場合には、その正確性、キレや緩急の付け方、空想の相手をしっかり想像しながら「形」を打っているか、身体の使い方などを競うことになるからです。

 

さらには、「形」の主な評価の仕方は、型の意味や意義を理解した上で、それを表現できるかどうかで判定をされます。

 

「形」と聞いてあなたはどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

比較的一般にも知られている「瓦割り」や「板割り」と言ったパフォーマンスをイメージされる方もいるかもしれませんが、「伝統空手」には残念ながら、「瓦割り」や「板割り」はありません。

 

 

形をする意味とは

空手の基本的な技や姿勢を身につけることを目的として形を行います。

また組手のような実践に必要となる動きを身につける基礎練習にもなります。

選手の中には、組手専門の人や型専門の人もいますがどちらの選手も必ず基本である型をマスターしています。

空手の形の種類

空手の形の種類は実に様々で数十種類にも及びます。

同じ形でも流派によって違いがあるので、正確的に数えるとなると相当な数になります。

形の重要性

形の重要性についてはいろいろな意見がありますが、強い選手をみているとやはり共通点が見えてくるのですが、個人的には形が上手い人というのは実践の組手も強いのでやはりある程度実践に通じるものがあるのではないかと思います。

 

なので幼いころから、「形の選手」「組手の選手」に絞るのではなく両方練習することをお勧めします。

演武の形とは(団体形)

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演武(えんぶ)とは、武道・武術において学んだ形を披露すること。演武者単独で行う場合と、演武者以外に1人または複数の相手役(受け)を用意して行う場合がある。

 

厳密に型をなぞるのではなく、基本をふまえた上で即興で技を繰り広げる場合もあり、その形式は各武術・流派によって様々である。

 

空手の演武(団体型)でよく見られる型で、一般にも人気が高く、専門的にも評価の高い技があります。

 

抜塞大(バッサイダイ)

 

壱百零八手(スーパーリンペイ)

 

観空大(カンクウダイ)

 

北谷屋良公相君(チャタンヤラ・クーサンクー)

 

これらの型は、演武(団体型)の世界大会などでもよく見られる型で、日本人選手でも得意とする人が多くいます。

 

演武で型を行う場合には、一つ一つの型を正確に表現するのも大切になりますが、メリハリのある動作でキレと迫力を出すことで、いっそうワンランク上の型を打つことになります。

 

また、次の動作への切り返しなど、身体の正中線も大切になったり、ブレを作らない筋力や仲間と合わせる団結力が必要となってきます。

 

個人で行う場合には動きの正確性や理解度を重視されていますが、団体で行う場合にはその動作の統一性も問われ、個人で型を行うよりハードルがかなり高くなります。

 

団体の型では、主に3人で演武を行うため、3人がちゃんと「スピード」「キレ」「迫力」「間合い」を揃えて演武をしないと、綺麗にみえないので、相当な練習量を重ねないと、3人の息は合いません。

 

1人でも型の「スピード」が遅かったりするだけで原点になるので、一ミリのずれも許されない世界となってきます。

 

私も団体型を行ったことはありますが、やはり難しいです。

 

3人の息が合わないとバラバラになってしまいますし、1人だけが型が上手くても残りの2人が型が下手だとそれは、それで一つにまとまらないので非常に難易度が高い競技だと思いました。

 

余談ですが、北朝鮮にもし空手の団体戦があるとすれば完璧なものとなるでしょう。

 

徹底的に仕上げられている軍隊を見るとはるかに、日本の団体型の選手では敵わないと思っています。

 

 

 最後に

いかがでしたでしょうか?

初めて形を見るという方には、衝撃的だったと思いますがこれがいわゆる形となります。

インパクトもあるし、3人が綺麗にそろっているとやはり迫力が増しますよね。

少しでもあなたが空手に興味を持ってくだされば幸いです。

 

空手が驚くほど上達する方法

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