ゼロから学ぶ空手の極意

空手をこれから始めたい人や初心者、今空手を習っているがなかなか組手大会で勝てない、オリンピック選手を目指している、形だけでも完璧にしたいなど、空手の組手や形が、ライバルにバレズに自宅でみるみる上達する練習方法をご紹介します。

空手の形の基本は子供のうちに身に着けておかないと損をする!?

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こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

空手の形は「空手を始める」最も基本的な動きであるので、子どものころから身に着けておいて欲しいです。

 

基本がしっかりできていないと、強くなれないと言っても過言ではありません。

 

以前も紹介をしましたが空手界(伝統空手)では4大流派といわれる、松濤館、糸東、剛柔、和道の4つの流派の型が知られています。

 

全空連の大会では、次のように第一指定型として各流派から2つ、また第二指定型として各流派から2つ、計16種類の型が指定してされています。

 

その他に得意型として試合で使える種類は、

松濤館21種類。

 

糸東流44種類。

 

糸東流の形は断トツで使える種類が多いので、子どもは覚えるのが大変かも知れません。

 

剛柔流10種類。

 

和道流10種類のリストを明示しています。

 

空手の形の正しい理解

空手の形の種類はたくさんありますが、まず初めに習う形は、どこの流派に入っても基礎形を習います。

 

なので初めの方は、どこの流派に入っても習うことは同じです。

 

空手にとって形はきわめて大切なものです。

 

あなたは「空手の形」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

 

「形って人に見せるんでしょ?」と思うかもしれませんが、たしかに形は人に見せますが、それは本当の意味では違います。

 

本当の意味での「形」は、形の意味をきちんと理解して、基礎から正しく習得して、空想の相手を目の前に立たせて、実戦のようにして戦うイメージを持っておかないと、形では強くなれないと言われています。

 

形は全て「受け」の動作から始まりますが、これを忘れてしまうと、外見的に上手く見える人でも、ベテランの先生から見るとダメな型になってしまうので注意する必要があります。

 

だから、形の技をひとつずつ理解しておかないとダメなんですよね!

 

子どもの記憶力は良いですが、練習をしないとすぐに忘れてしまうので、身体がしっかり無意識で動くまで反復練習をする必要があります。

 

道場の先生によっては、「形を1000回は練習しろ」という先生もいますが、形はそれほどの練習量が必要になるっていうことです。

 

しかしこの、1000回をただ何となく練習するのでは意味がなく、しっかりと形の技の意味を理解しながら練習をしないと、同じ「1000回」でも考えて行う

「1000回」と、ただ何となく練習をする「1000回」では大きく形に差が生まれるのでしっかりと「形」の意味を理解しながら練習をするようにしてください。

 

空手の形にはそれぞれスピード重視のものから、力強いものなど多数の特徴を持ったものがあります。

 

ですから、形の種類によって練習メニューも変わってきます。

 

そうした事を理解して形に取り組む事が大切になってきます。

 

形はなんのために練習をするのか?

よく質問をされるのが「空手になんで型があるの?形の練習をしても意味があるの?」と言った質問を受けることがありますが、

形の発生は沖縄に古くから伝わる伝統であったり物語から成り立っています。

 

その背景を見ると、技の組み立て方を正しく行い、形を繰り返すことで技を身につけていくことが上達するうえでの近道となります。

 

それに「形」には、身体を鍛えるというメリットもあり、素人の方から見ると、一見不自然な動きや形(腰を大きく落とす、無理と思える身体の使い方)やジャンプなどがあることも理解しておくことが重要となります。

 

また、形の面白いところは、型の中で組手に使える要素がたくさんあり、組手にどうやったら「形」が生かされるのかを見つけてい行くとなおさら、形が面白くなるかもしれません。

 

形の練習メニューとして最初は、形の順番や流れを覚える、技の名前を覚えるから始まるので、最初は面白くないと感じるかも知れませんが、後に形で空手を理解し、形の練習で空手が強くなるものだと思い、形の練習に取り組んで下さい。

 

また、組手の練習で行き詰まったりしたら、原点である形をやって、組手の勝ち方を思いつくようになって欲しいです。

 

親子で学ぶ空手の形の基本

空手の形を子どもに教えるときの注意点は、一見要領がよさそうに見える子ども程、注意をしてみてあげる必要があります。

 

空手の形って先ほども言いましたが、最初は少しの技から覚えていくことになります。

 

なので、子どもが技を正しく理解していない、なんてこともよくある話なのです。

 

その一番重要な基本を正しく理解していないと、変な癖や余計な動作まで覚えてしまい

後から「形の癖」を修正しようとしても、一度ついた癖はそう簡単に直すことはできません。

 

形試合の判定の基準にもありますが「形の正しい理解」というのがありますが、

正しく理解していないと、同じ動作を行っても、審判からみたら全くの別物の動作に見えることもあるので「形は正しく理解」するようにしましょう。

 

だから、基本的に先生に言われたことを鵜呑みにするのではなく、技の意味もしっかりと理解しながら自分で判断できるように判断力も一緒に鍛えていくと良いでしょう。

 

最後に

空手における「形」の重要性を分かっていただけましたでしょうか?

道場の先生の中でもなかなか指導をされない先生もいますが、形はとにかく大切なので

これから、全国大会やオリンピックを目指すお子さんであればあるほど、「形」を疎かにして欲しくはないです。

 

私も幼いころはずっと先生から「子どもの頃は形だけしていても勝てる」とまで言われていました。

 

が私は組手の方が好きだったので、形にそれほど力を入れずに組手ばかり練習をしていましたが、組手の練習をしていても勝てるのは小学生までだとわかりました。

 

なので長い目でみてやはり形はしっかりと練習をするべきだったなと今更ながらに感じます。

 

だから、今、お子さんが「形が楽しくない」と感じているのであれば、「将来、形も両方できた方がかっこいい選手になれるよ」などと言って、子どもに憧れの選手を持たせてみて下さい。

 

そうすれば、お子さんも「形」に対してのイメージが変わるかも知れません。

 

空手が驚くほど上達する方法

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