ゼロから学ぶ空手の極意

空手をこれから始めたい人や初心者、今空手を習っているがなかなか組手大会で勝てない、オリンピック選手を目指している、形だけでも完璧にしたいなど、空手の組手や形が、ライバルにバレズに自宅でみるみる上達する練習方法をご紹介します。

空手の基本である後屈立ちをマスターしよう

こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

 

後屈立ちと聞いてあなたはどんなイメージをもちますか?

 

「下半身がプルプルする」

「体重のかけ方がわからないし、苦手です」

 

さまざま意見があると思いますが、この後屈立ちを制するものが「型を制する」と言っても過言ではありません。

 

それほど、重要となる立ち方の一つです。

 

練習メニューとしては前に体重を2割。

 

受けから反撃するための

「タメ」を作るために、

後ろ足に8割の重心をおく。

 

横幅は一直線上に立つのが基本です。

 

体の向きは、半身になります。

 

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前屈立ちとは反対に、後ろ足を充分に曲げて腰を落した立ち方になります。

 

腰と上体が半身でも、顔は正面を向きます。

 

両足のつま先にも注意をして下さい。

 

重心は後ろ足に置き、後ろ足は外側へ90度開くのがポイントで、外の足が内側に入らないように注意をしましょう。

 

足を外側に広げていないと、かっこ悪い姿勢になってしまい減点対象となってしまいます。

 

初心者の人が苦戦するのは、重心を後ろに移しこらえた形をとるので、最初は立ち方がかなりきついと感じてしまい、楽をするために、膝を曲げたり、前重心になったりしていまうなんてこともあります。

 

しかし、一度変な癖が身体に沁みついてしまうと、後から修正をしようと思っても一度身体に沁みついた癖はなかなか抜けないので、素人の人ほど最初は正しい形を覚えて欲しいです。

 

毎日練習していくと、重心が後ろにありますので、すぐに前足で蹴りが出るような状態になっていきます。

 

ここまでのレベルに達すると完璧です。

 

そうは言っても、後屈立ちは、なれないとフラフラして難しいですよね?

 

周りから見ると不自然にも見えますが、後屈立ちをマスターできれば組手にも生きてきます。

 

ではここからはどうやったら、「後屈立ち」をマスター出来るのかについて説明をしていきます。

 

 

後屈立ちの練習方法

まず、自然立ちをします。

 

そこから、しっかりと腰を落とし、膝を曲げます。

 

このままでもそうとうきつい立ち方ですが、ここから肩幅くらいまで足を開き、足先を前の足は進行方向に向け、後方の足はそれに対して90度に取ります。

 

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この前足を90度にすると騎馬立になります。

 

重心としては前2:後8とします。

 

前重心になるのではなく、後ろ足で前足を浮かしても立てるようになるまで練習すると良いでしょう。

 

道場によっては少し教え方が異なることもあるかもしれませんが、基本的には前2:後8に重心と思って頂ければ幸いです。

 

練習方法はいろいろありますが、一番基本的なやり方を紹介しますと、 まず騎馬立ちになり、一方の足先の方向を進行方向に向け、その反対側に体重を移動します。

 

この時に、後ろ足にしっかり重心がのっている感覚がつかめれば、それは正しい後屈立ちと言えるでしょう。

 

後ろ足がプルプルする感覚です。

 

しかし、同じ姿勢のままじっとしていると、後ろ足が痛くなり、膝を壊す原因にも繋がるで、痛くなったら騎馬立ちに戻し反対側の足先を変え、向きを変えて、ずは5分間しっかり耐えれるように練習をしてみて下さい。

 

私も最初はかなり苦戦をしていて、先生の目を盗んで楽をしていたんですが、1カ月もすれば周りとかなら差がつき、サボっていた事が先生にバレるなんていう失敗もしたことがあります。

 

なので、私みたいにならないでいいようにメリハリをつけて練習をして下さい。

 

 

後屈立ちでの移動が大切

後屈立の練習として、手刀受けが後屈立ちと一緒に行います。

 

まず初めに2挙動から挑戦をしてみて下さい。

 

では、2拳動から行う方法としまして次のような方法があります。

 

まず自然立ちになります。

 

そこから、1の号令で前足を進行方向に向けます。

 

2の号令で後ろ足を直角になるようにします。

 

3の号令で手刀受けをします。

 

これが2拳動の一連の流れとなります。

 

この流れを繰り返しながら移動稽古をしていきます。

 

この時のポイントは頭が上限運動をしないことです。

 

最初はきついかもしれませんが、頭の高さは絶対に変えない

 

目線を落とさずに、一直線上にすすむ事が大切になります。

 

2挙動がすんなり出来るようになってきたら、次は1挙動で形を確認しながら、ゆっくり行い、後屈立の仕方をちゃんとマスターできたならば、これにスピードを加えて下半身がぶれないように練習をしていってみて下さい。

 

まとめ

いかがでしょうか?

 

後屈立ちは、守りのみに使う立ち方ではなく、あくまでも「守って反撃する」ための立ち方となります。

 

スムーズに反撃に移れるように前足と後ろ足の踵のラインにも注意をしてみて下さい。

 

後屈立ちの練習方法を紹介しましたが、最初のころは苦しむのかではないかと思いますが、この基本を疎かにしてしまうと余計に後からきつい思いをしてしまいます。

 

楽をしたぶん、必ず後から痛い目に合うので、初めから手抜きをせずに、体に沁み込ませていきましょう。

 

まずは、5分でいいので毎日後屈立ちの練習をして下半身強化に励みましょう。

 

空手が驚くほど上達する方法

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